※注意:この記事には「魔導物語3」のネタバレが含まれます。本作をこれからプレイされる予定の方はプレイ後の閲覧をオススメします。
…とまぁ、ぷよクエのみならず他作品とのコラボでも何かと不遇なルルーですが、確かに初代メンバーの中で一番感情移入しにくい(≒人気が出にくい)のもルルーかもしれないなと思います(^_^;)
ここではそんな彼女の歴史をざっくりと振り返ってみましょう。
ルルーの初出は「魔導物語3」で、登場当初からサタンを愛しており、カーバンクルを連れたアルルを恋敵とみなして襲ってくるという、恐いおねーさん(ぶっちゃけ敵キャラ)でした。
彼女がアルルに刺客としてけしかけたのがミノタウロスで、呪文らしきもので彼を召喚している事から、この時点では「格闘女王」設定はなかったものだと思われます。
第一印象からして最悪な感じのルルーですが、後に以外な事実が発覚します。人間たちから迫害されていた魔物たちを守っていたのがルルーであり、彼女は魔物達から「人間だけど自分たちを守ってくれる女王様」として慕われていたのです。
アルルとも和解し、「アルルのしもやけを治す薬の材料を渡す条件」として魔導学校へ一緒に行くことになりました(この時の、「なんじゃそりゃ!?」な感じの表情のアルルが面白いので未プレイの方は是非一度見てみてほしい)。
後にそんな二人が魔導学校に通う姿が描かれたのが「魔導物語はちゃめちゃ期末試験」で、本作でのルルーはアルルと「サタンを巡る恋のライバル」としての関係は維持しつつ、級友としての仲も深めており、ラスボスのもとへと向かうアルルに「私の大切な友達」と思いつつ、口には出さずにそっと見送る姿がグッと来ます。(近しい相手だからこそ素直に気持ちを伝えられないことってあるよね!)
そんなワケで、「魔導物語3」や「はめきん」の物語を知っているのと知らないのとでは、ルルーというキャラクターに対する印象が大分変ってくるのではないかと思います。どちらも初代メンバーのファンなら一度はプレイしておきたい名作なのですが、前者は2023年に発売される「魔導物語 超きゅ~きょく大全」に収録されるものの、後者は収録されない事が悔やまれます。いつかD4Eさんが復刻してくれることを祈ろう…。(ルルーの歴史は他にも色々あるので、よろしければ調べてみてください)
さて、ぷよクエでは「蒸気都市以外のフルパワーカードが出ない」ルルーを尻目に(?)毎年恒例の「ゆくぷよくるぷよ」で新規フルパワーとして「らんまんなウィッチ」が登場しましたね。
ガチャを引きたいのは山々ですが、今月はプリアルとプリあやクルゲットのために課金してしまったので、ウィッチのガチャを引くのは来年になりそうです。