初代メンバーの魅力を雑に語る

最高にして最強の懐古厨ご用達デッキ

11周年ガチャのおかげで、（金は掛かったけど）旧作ファンにとっては最高＆最強のデッキが完成しました。イェーイ‼　シェゾは闇の魔導師から光の魔導師に転身しているような気がするし、ウィッチは魔女じゃなくて和装美女みたいになっているけど。
（サポは本当は「蒸気都市のミノタウロス」が理想なのですが、誰も持っていないので「天下無双のエドガー」をお借りしました）

すごく強いけど、属性もタイプもバラバラなので、現状「メガ泥棒」戦ぐらいでしか使いどころがないのが少し残念ではあります。

しかしこの、「相性が良いのか悪いのかよく分からない」というところがいかにも「初代のメンツ」って感じですな😂

アミティたちは「プリンプ魔導学校のお友達」、りんご達は（エコロ以外は）「物理部の仲間」、あたりたちは「時空探偵社の社長と社員」と、「一言で言い表せる関係性」がありますが、アルルたちにはそういうのが無いんですよね。

要は、アミティ以降の世代のキャラたちは「同じ組織に属するお友達or仲間」なんですけど、アルルたち初代メンバーには「共通して所属している組織」がありません。

アルルたちは全員個人主義ということなのでしょうか。

アルル、ルルー、サタンの関係だけにスポットを当てれば「恋の三角関係」ではあります。実際にはここにミノタウロス（シェゾも？）も加わるので四角（五角？）関係ですかね？。

まぁとにかく、「みんな同じ組織に所属しているわけではないのに関係性が成立している」というところが、他の世代にはないアルルたちの魅力だと思います。

アルル、サタン、カーバンクル

この三者から「恋愛要素」を取り除くと、ペットを「奪った者」と「奪われた者」という、なんともエグイ関係性になります(^_^;)

しかも、奪ったのがラスボスではなく、「主人公の方」というのもなかなか凄い設定だと思います💧

80年代だから許されたーー厳密にいうと、80年代の倫理観で考えても人様のペットを強奪するのは許されざる蛮行だったとは思いますがーーあの頃はまだインターネットがなかったので「サタンからカーバンクルを奪ったアルルがプレイヤーから叩かれずに済んだ」という側面はあると思います(^^;)

ただ、これについては当時の公式（コンパイル）もやはり思うところがあったのか、「カーバンクルはサタンとの婚姻の証」という設定があり、「カーバンクルを連れ歩くアルルは自分との結婚を承諾したのだ」とサタンが思い込むことでこの奇妙な状況が正当化されています。

一方で、「自分から愛するペットを奪った憎い女」とサタンがアルルを認識して彼女に攻撃してくる作品も過去にはあったそうです。今のサタン像からは想像もつきませんが、コンパイル時代もセガぷよでもアルルはカーバンクルを連れまわす一方で、サタンとの結婚については認めていないのですから、こちらの方が自然な感情のような気がします(^_^;)。

ただ、後者よりも前者の方が独自性があって「面白い」とコンパイルは判断したのでしょうし、セガぷよでもその設定が引き継がれています。

良くも悪くも、「人様（人じゃなくて魔王だけど）から奪ったペットを我が物顔で連れまわしているのに、何故かそれが正当化されている」という奇妙な状況の主人公（現在は脇役というか客寄せパンダだけど）はなかなかいないのではないでしょうか？

…あ、猫侍があったかw

出典:amazon

＊もしかしたら「ぷよぷよ」がなければ、サタンはアルルと出会った魔導物語2の時点でタヒんでおり、そのせいでカーバンクルはサタンからアルルに自分の保護者を乗り換えたのかもしれないとか考えてみたけど、愛するサタンがアルルに56されたのなら、魔導物語3の時点でルルーが彼女に復讐しているだろうし、それはないか(^^;)。

※自分もペットを飼ってみてふと思った事は「人様のペットをかっさらって我が物顔で連れ歩いているアルルって、本当は凄くやべぇー奴なんじゃ…？」だったけれど、現代でもその事が全く話題にならないのは、「ぷよぷよは遊んだことあるけど魔導物語は知らない」という人も多いからかな？

※5/30さらに追記：色々考えてみたけど、「アルルがサタンのペットを我が物顔で連れまわしている」ことが問題視されない最も大きな要因は、「そもそも当のサタンがそのことをほとんど気にしていない（むしろ、ポジティブに受け入れてさえいる）からだろう」という結論に至りマシタ。会おうと思えばいつでもアルルにもカーバンクルにも会えるし、サタンもアルル（達）のことを散々振り回しているので「お互い様」ってことなんでしょう。

Follow me!

@rui_akino