2022年3月に行われた「妖怪ウォッチぷにぷに×ぷよぷよ」コラボから早半年。
ぷにぷにでは未だにアルルが「最強キャラの一角」として君臨し続けているので今回はその事についてまとめたいと思います。
アルルの必殺技(ぷよクエで言うスキル)は特殊なものとなっており、通常、ぷにぷには同じ種類のパズルブロック(=ぷに)をつなげると大きくなり、タップすると消えて技ゲージが貯まるという仕組みなのですが、アルルの必殺技を使うと一定時間同じ種類の「ぷに」をつなげることができ、制限時間が終わるとつないだ「ぷに」が「ぷよぷよ」の連鎖のように消えていき、技ゲージが貯まるというものです。
…と、言われても文章だけだと何の事だがよく分からないとは思うのですが、これが現状唯一無二の必殺技でして、これとフィールド整地の必殺技等を組み合わせた「アルルループ」というものが「ぷにぷに」だとスコアアタックを中心に猛威を振るっているのです。
筆者はまだまだぷにぷにのプレイがヘタクソ初心者なのでこのスコアですが、熟練者やもっと手持ちキャラが充実しているユーザーの中にはスコアカンストする人もいるようです。
ぷよクエでハイスコアを出す最適解のキャラは恐らく「特別ルール」を与えられているあんどうりんご、スペースエコロだと思うのですが、良くも悪くも持っていれば誰でも自力以上の大連鎖が出せる彼らと違って「アルルループ」は強力なものの使いこなすのにはプレイヤースキルが求められるところがミソですね。
アルルの必殺技発動中は画面中央でカーくんが踊っていてとてもかわいいでのすが、これも恐らく旧ぷよシリーズで画面中央でカーくんが踊っていたのをオマージュした演出なのだと思います。旧作愛を感じますね。(上に貼った動画で見られるので未見の人は見てみよう)
また、必殺技発動中につなげた「ぷに」のセット数に応じて時間切れ時のボイスが変わります。
つなげたぷにのセット数
0組~1組→えいっ!
2組→ファイヤー!
3組→アイスストーム!
4組→ダイアキュート!
5組→ブレインダムド
6組→ジュゲム
7組以上→ばよえ~ん‼
この様にぷよぷよというかアルルへのリスペクトが感じられる内容になっています。
通常、ぷにぷにでは必殺技発動直後に1種類の必殺技ボイスが1度流れるだけなので恐らくここまで必殺技演出が凝っているキャラは他にいないのではないでしょうか…?
もう一つ、アルルが強い理由はスキルにあります。
ぷにぷにのスキルはぷよクエで言う「アビリティ」のようなもので、効果は
「フシギのしゅぞくこうかアップ20%」
です。
「しゅぞく」というのは「ぷよクエ」で言うところの属性で、ぷにぷにのアルルは「フシギ族」に分類されているのですが、スキルにより自身は勿論、チーム(≒デッキ)に入れた自分と同じ種族の妖怪たちの能力を上げる事ができます。最高レアリティのキャラでこのスキルを持っているというだけで相当強く、パズルは勿論、鬼畜難易度のミニゲームでも有利な種族相手に大活躍します。
ぷにぷにのミニゲームはパズルゲームとしてのプライドを捨てているのでパズル以上に極悪難易度で、ここがクリアでいないとイベント攻略が不可能なんてことがザラにあるのですが、そのミニゲームにはフシギ族が弱点のキャラが度々登場したり、ミニゲームを有利に進められる特攻キャラがフシギ族で登場したりするのでそこでもアルルは大活躍します。
ぷよクエのアルルも決して弱いわけではありませんし、亜種の一つである「戦乙女アルル&カーバンクル」は青属性最強キャラの一角だと思います。
…なんですけど、「蒸気都市のカーバンクル」や「シンジ&初号機」のように他属性には類似した性能を持つキャラがチラホラいるんですよね💧
アルルが「ぷよシリーズの顔」として唯一無二の最強性能を与えられているのが「ぷよクエ」ではなく、「ぷにぷに」の方のような気がする今日この頃ですf(^_^;)
あくまでコラボキャラなのでこのまま「ぷにぷに」のインフレが進めば時代に取り残されるのかもしれませんが、アルルがぷよ(とテトリス)以外のパズルゲームで最強キャラの一角として君臨したことがなかなか珍しい、驚きの事態だと思ったので記事にまとめました。