ぷよぷよファンブログ

ラフィソルはセガぷよ版ドッペルゲンガーなのか?

セガぷよに残る「魔導物語」の要素

「作品の世界観を象徴するキャラクターは主人公ではなくラスボスの方かもしれない」

筆者はその様に考えており、5つ前の記事ではぷよシリーズ初代ラスボスのサタンもまたぷよ・魔導シリーズの世界観の変化とともに設定が変化してきた事を解説しました。

7以降のぷよシリーズはそれまで「魔導物語」を原点とする「剣と魔法の世界」だったぷよシリーズから若干(?)世界観が変わり、魔法や魔王は必ずしも主人公にとって重要な要素ではなくなりました。

しかし、「魔法」以外の要素に目を向けると7以降のセガぷよシリーズも色々「魔導物語」的な要素を継承してくれているので、今回はその事についてまとめたいと思います!

※まとめ記事なので今まで書いた内容と若干被っているところがあるかもしれません。

主人公3人の頭文字がARS

もはや説明不要の要素ですが改めて紹介すると、アルル、ルルー、シェゾの3人がそれぞれ主人公になった「魔導物語ARS」から来ています。

このネーミングは彼らの次期主人公達であるアミティ、ラフィーナ、シグ、7からの主人公であるあんどうりんご、りすくま先輩、ささきまぐろへと引き継がれ、リニューアルしたぷよクエの新主人公、あたり、ロキアー、セオへと伝統のように代々続いています。

なお、コンパイルハートが魔導物語をリニューアルした「聖魔導物語」が発売されましたが、そちらの主人公名はププル、ルルーに該当するキャラはクリオラ、シェゾに該当するキャラはゼオとなっており、「ARS」のネーミングを踏襲しておりません。「セガぷよだけが続けている伝統」だと言って良いでしょう。

りんご

アルルたちの冒険に欠かせないレアアイテムの名を継いだ主人公

 

りんご

魔導物語には「おうごんのりんご」というレアアイテムがあり、効果は「主人公達のレベルを1つあげる」というものです。

厳密に言うとレベルではなく経験玉(通常RPGでいうところの経験値)を増やすだけの作品もあります)

作品によっては「りんごを食べ終わった後に芯が残りモンスターを呼び寄せてアルルを襲う」という仕様もあり、使い所の難しいアイテムでもありました。

「わくぷよダンジョン(以下、わくぷよ。アルル達を起用したローグライクゲーム)」にはその下位互換ともいえる性能の「りんご」というアイテムが登場します(効果は空腹を軽減する)

この様に(おうごんの)りんごはアルル達の冒険に欠かせないアイテムでした。

そのアイテムの名を継いだ主人公こそが「7」以降のセガぷよ主人公あんどうりんごである…はずなのですが、彼女はアルルやアミティと違って魔法が使えるわけでもなければ、一人前の(or素敵な)魔導師を目指しているわけでもありません。むしろ「非科学的なものはニガテ」だそうです。

彼女が継いだ「魔導物語」的な要素は名前だけで、それ以外は旧作から最も遠い所にいるキャラの一人と言って良いでしょう。

アリィとラフィソル

強大な力を秘めた「もう一人の自分」との戦い

旧作でアルルやシェゾの前に立ちはだかる自分とそっくりの容姿や能力を持つ謎の存在、それこそが「ドッペルゲンガー」です。

ドッペルゲンガーアルル(以下Dアルル)の設定は作品ごとに異なり、ややこしいのでこの記事では割愛します。

ここで特筆したいのは「わくぷよ」に登場したドッペルゲンガーシェゾ(以下Dシェゾ)です。

7以降のセガぷよが大好きな「時空」というワードを持つ彼だけど、ぷよクエに登場する日は来るのか…?

彼の正体は「時空の水晶」と言って「触れたものに絶大な魔力をもたらす」という言われがありました。その話を聞きつけたシェゾは「時空の水晶」が創った「入る度に形の変わるダンジョン」を突破し、水晶に触れるのですがその話は嘘で、むしろ「時空の水晶」の本質は「触れた者から魔力を奪う」というものでした。シェゾの魔力と容姿を手に入れた彼はサタンをも利用して「わくわくぷよぷよランド(以下わくぷよランド)」を建設。更なる獲物を求めます。

アルルたちは「全てのアトラクションをクリアしたらすっごい魔法のアイテムがもらえる」という話を聞きつけ「わくぷよランド」にやって来ます。これが、「時空の水晶」が仕掛けた罠だとも知らずに。

…というのが「わくぷよ」のあらすじです。

シェゾも「わくぷよランド」の全てのアトラクションを突破し、最後のダンジョンでDシェゾと再開。倒した末に一応の和解をしますが、この戦いで致命傷を負った「時空の水晶」は彼の創った「わくぷよランド」諸共崩壊してしまいます。

「時空の水晶」がシェゾから魔力を吸い取ってDシェゾになったように、ラフィソルもまた、アリィの持つ「ルーワのペンダント」が彼女から愛の力を奪って誕生させた彼女の分身とでも呼ぶべき存在です。

ラフィソルとアリィ

DアルルやDシェゾのように見た目も「アリィの色違い」です。

一度はラフィソルに自我を奪われたかけたアリィですが、アルル達の力を借りて(一応そういう事にしておきます)ラフィソルを倒し、和解します。

Dシェゾは最終的には彼の創った「わくぷよランド」諸共崩壊し消滅してしまいましたが、ラフィソルはサタンとエコロの計らいで消えずに済み、アリィの住む「絵本の世界」も崩壊せずに残った事から「ぷよクロ」は「わくぷよ」よりも優しいラストになったと言えるでしょう(ただし、物語の描き方自体は「わくぷよ」の方が「ぷよクロ」より遥かに丁寧だと思います。せめて、アリィがエコロからペンダントを受け取った経緯は作中でちゃんと描いた方が良かったと思います)

Dシェゾとラフィソルの物語が類似したのはたまたまなのかもしれませんが、そんなワケでアリィとラフィソルは旧ぷよや魔導物語で描かれて来た「ドッペルゲンガーとの戦い」をセガぷよで初めて再現したキャラクター…なのかもしれない、という話でした

※厳密に言うと、「時空の水晶」はシェゾの魔力をそっくりそのまま奪って自分の力に変えましたが、ペンダントはアリィから奪った「愛の力」を「破滅の力」へと変えた上で増幅させている・「時空の水晶」はそれ自体が意思を持つが、ルーワのペンダントそれ自体には意思がないなど細かな違いがあります。ここでも重要なのは「愛の力」であって「魔力」ではないようです(涙)

蒸気ルルーと蒸気サタンの出逢い

たとえ世界が変わっても、必ず巡り合う運命の二人…ある意味ロマンチック!?

ルルーと言えば、「サタンにゾッコン!」というのが魔導物語~セガぷよで描かれて来た彼女の姿です。

世界観が一新及びこれまでの人間関係が全てリセットされた「蒸気都市」では長らくの間サタンの存在は不明でしたが、2022年11月、ついに「蒸気都市のサタン」が登場しました。

「全てリセットされている」のは彼自身も例外ではなく、ここでは「魔王」ですらなくなっていました(汗)

蒸気都市には(おそらく)魔法が存在しないので、彼もまた魔王として存在する事ができなかったのでしょう。

しかしそんな世界でも、サタンとルルーは「魔導物語R」で描かれたのとほぼ同じ出逢いを果たしていた事が判明します。

「魔導物語R」では吸血鬼の伯爵に襲われたルルーをサタンが救い、それが二人の出逢いになるのですが、「蒸気都市」では…

ルルー「ちょっとあんた! 人の店先でなに勝手に爆発しようとしてるのよ!?」サタン「話はあとだ ここは私にまかせてキミは離れていたまえ」

ルルーを襲う相手が「吸血鬼の伯爵」から「カバルーン」になっただけで「サタンが暴漢から彼女を救う」という展開は同じです。

ルルー「あのときの恩人にまた出合えるなんて…」

例え世界が変わっても、魔法や魔力が存在しない世界であっても二人は同じ出逢いを果たすようです(むしろ、この世界の方が「魔法や魔力」という壁がない分、ルルーにとっては幸せなのかもしれません)

※実は私「魔導物語R」を未プレイなので実際にはもっと細かな違いがあるのかもしれません。

おわりに

それでも魔法成分が足らない…

こうしてまとめてみると7以降もセガぷよは結構、「魔導物語」的な要素を継承してくれている事が分かってそこはとてもありがたいですね!(一部はたまたまかもしれませんが…)

他にも「20thやぷよクロのクライマックスで流れる曲の初出は魔導物語」であったり、「魔法使いシリーズやローザッテ先生はウィザードの後継キャラではないか?」と考察できたりします。

7以降やたらと多くなった「時空」という肩書を持つキャラ達の元ネタは「時空の水晶」だという可能性も0.001%くらいはあるかもしれませんしね!

それでも魔法成分が足らない…と言いますか、ぷよテトのキャラ達やぷよクエ新章のロボたちを見ていると「現在の公式はファンタジーよりもSFっぽい話がやりたいのかな」と思います(^^;)

魔導物語~フィーバー2までのファンタジー世界が好きだったファンとしては残念ではありますが、もう諦めるしかないんでしょうね💦

次回は仮面ライダーコラボの感想を書きたいと思います。

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