ぷよぷよファンブログ

8周年記念トレジャー見つけ隊結果とストーリ感想

8周年記念トレジャー見つけ隊お疲れさまでした。

筆者の成績は以下の通りです。

総合獲得数金貨:22675枚 銀貨55493枚

圧倒的金貨不足w

今回のイベントは「5連鎖すべし」が一番キツかったかもしれませんね。ぷよクエあるあるですが、何も考えずに適当に消したら大連鎖になって、狙って連鎖を起こそうとすると不発を繰り返す…という事がちょいちょいありましたw

課題も入れ替わるため、チャンスぷよを作って「5連鎖の課題来い!」とか思っている時に限って全然ちがう問題が出るのでした(×▽×;)

トレジャー見つけ隊リザルト画面

本人はまじめに言っているのでしょうが、割と本気で世界を滅ぼそうとしていたシリアス系ラスボスのラフィソルがこんな姿になってそんなセリフを言うとは、なかなかシュールですね(^_^;)

追い求めるは愛の真実? 感想

今回はぷよクエ8周年記念イベント! 去年が7周年に引っ掛けてぷよ7が初出のりんごたちが主人公だったためか、今年は(それ以後、ぷよテトを除けば新キャラが初登場した)「ぷよクロ」のアリィ、及びその反転系分身キャラであるラフィソルが主人公です。

ぷよクエ8周年記念トップ

「ぷよクロ」を知らない方向けにカンタンに本作を紹介すると、アルルたちが絵本の世界を冒険する話です。その世界で出逢った不思議な女の子がアリィでした。

しかし、元の世界に戻るべく「カーラの塔」に訪れた彼女達を待ち受けていたのは、アリィから愛の力を吸い取ったことで生まれた分身、ラフィソルでした。アリィと世界の全てを取り込み、滅ぼそうとするラフィソルからアリィと世界を救うため、アルル達は最後の戦いを挑みます

(こう書くと本当にアルルが主人公っぽく見えますが、実際のゲームで喋っているのはほとんどりんごです。アルル? オマケですね。あと、アリィからラフィソルが誕生した経緯がグダグダ過ぎて目に手も当てられない状態です)

…と言うワケで、アリィを反転させた分身がラフィソルです(よく見ると二人は色も反転されてます)

ぷよシリーズにはコンパイル時代からドッペルゲンガーアルルを筆頭に「反転系分身キャラ」がいるのですが、二人の関係性がはっきりしていて、なおかつ、その反転性が次回作以降も引き継がれている例は彼女たちが多分初です。

どういう事かというと、「ぷよ~ん」で登場したドッペルゲンガーアルルとアルルの関係はどうにもハッキリと描かれないまま今日に至るんですよね。その為、(魔導シリーズはともかくぷよシリーズだと)彼女たちの関係は「不明」です(^_^;)

次はドッペルゲンガーシェゾです。彼は「わくぷよ」のラスボスで、時空の水晶というアイテムがシェゾの能力(魔力だけではなく容姿も)を吸収した存在で、サタンからもはっきりと「もう一人のシェゾ」と言われるほど彼と等しき存在になりました。しかし、次回作以降は(ぷよクエ含め)物語を伴う形での登場はなく、シェゾとの関係は一度限りで終わってしまいました。

一番アリィとラフィソルの関係に近いのはキキーモラとブラック(現くろい)キキーモラです。ブラキキは元々キキーモラが「鏡の実」を飲みこんだ事で、正反対の性質を持つ自分に変身した姿でした。…ところが、彼女たちは次回作である「わくぷよ」から独立した個人(=別人)という事になり、キキーモラがブラキキを思う描写も、逆にブラキキがキキーモラについて何か言う事もありませんでした。

以上を踏まえて今回のストーリーを見ると「ラフィソルはアリィを反転させた分身である」という設定が遺憾なく発揮されていてなかなか面白く、また、「反転系分身キャラが次回作以降もその関係性をほぼ保ったまま新しいストーリーが描かれた」というぷよシリーズ初の例になると思います。

前置きが長くなりましたが、今回のストーリーは面白かったです。多分、「ぷよクロ」本編よりもしっかりとしたお話だったのではないでしょうか

ラブハンターラフィソル

ひょんなことからプリキュア恋の使者シリーズに代わり、「プワープアイランド」に愛を振りまく役目を任命されたラフィソル。

…しかし、「みんなに愛を振りまくこと」を自身のアリディンティティとするアリィとは正反対の性質を待つラフィソルは、逆に皆の愛(している者や物)を奪ってしまいます。

そのことをセレナから咎められるラフィソルでしたが、「雨降って地固まる」的な結果オーライになった為、「元々そういう作戦だったのね」とセレナも納得。しかし釈然としないラフィソルは、「これからも皆から愛を奪う…」と暴走。そんな彼女を、セレナは慌てて止めに入るのでした。

ラフィソル「たどりつける…? 今度こそ…愛の真実に…」

ラフィソルがこの時想像した「愛の姿」というのがもう一人の自分であるアリィだったんですよね。

アリィ「さあ、愛し合いましょう!」

アリィの願望が「みんなに愛を振りまくこと」ならば、ラフィソルの願望は「自分自身が誰かから愛されること」で、彼女がみんなから愛を奪おうとするのは、「愛を奪えばそれを自分のものに出来ると思っているから」そんな風に思える喜劇でした。(まぁ、ぶっちゃけその願いは「ぷよクロ」ですでに叶えられてはいるのですが…)。

あと今回よかったのは…。

サタン「待っていてくれ! カーバンクルちゃ~~ん!!」」

ラフィソルから愛を奪われる(笑)役回りですね。やっぱり旧キャラが出てくるとテンションが上がります。

そんなワケで、ぷよクエ8周年記念のストーリーは、何気に実は「反転系分身キャラの設定が次回作以降で深堀されたぷよシリーズ初の例が誕生」していましたという話でしたとさ。

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