ぷよぷよファンブログ

アルル、アミティ、フィア、それぞれの「夢」についての話

アルルの夢は「一人前の魔導師になること」、アミティは「ステキな魔導師になること」です。

…しかし、彼女たちの夢については「何故か本人が気づいていないだけで実はもうそれぞれのデビュー作の時点で叶っているのでは?」というのが、筆者の見解です。

以下、それについて解説します。

一人前の魔導師とはナンジャ?

まずはアルルですが、彼女については「一人前の魔導師を目指す魔導師の卵」だと、コンパイル時代から定義されています。

「魔導師の卵」というからには「ニワトリの卵」と同様、まだ魔導師(ニワトリ)になる前の状態ーー魔法は使えるけど未熟な子供ーーのことを指しているのでしょうが、本当に彼女は「魔導師の」なんでしょうか?

「魔導師」とは「魔法を使う人間」のことだと作中では定義されています。

つまり、「魔法が使える人間」であれば「魔導師」を名乗っていいはずです。

「一人前」とは、成人であること。また、成人の資格・能力があること。

を指します。

それらを総合して考えれば、「一人前の魔導師」とはつまり「成人した人間の魔法使い」あるいは、「成人並みの能力を持つ人間の魔法使い」と言えるでしょう。

作中のアルルは、何不自由なく魔法を行使しているように見えます。

魔法を駆使して自身を監禁した闇の魔導師を倒したり、遭遇した魔王を倒したりと、16歳にして大人顔負けの活躍をしています。そのうえ、倒した魔王のペットをかっさらって、自分の相棒にしてしまうという面の顔の厚さ……もとい、大胆不敵ささえも見せつけています。

その後も何度も魔王の襲撃(ぷよ勝負)に勝利したり、「シェゾの蘇生」という目的を叶えようとして、ファントムゴッドに勝利したりしています。

ここまでの実績がありながら、彼女を「魔導師の」扱いするのはどう考えても無理があるというか、それでもなおアルルを「一人前の魔導師」と呼べないというのなら、「一人前の魔導師」とは一体どんな高見へと到達した状態のことを指すのか、筆者には検討もつきません😅

今のアミティはすでに「ステキな魔導師」ではないのか?

お次はアミティですが、彼女の夢見る「ステキな魔導師」というのは、かなり曖昧な概念です。

なぜなら、アミティにとっての「ステキ」とは一体どういう状態のことを指すのか、作中で一切説明がないからです。

極端な話、未来のアミティが物凄くしょぼい低級魔法1つしか使えなかったとしても、そんな自分を「ステキ」だと思えれば、それで彼女の夢は「叶った」ことになってしまうと思います(もちろん、アミティがそんな志の低い人物でないことは作中の描写を見ていれば分かりますが)

そもそも論、たくさんの愉快な仲間たちに囲まれ、優しくて時々腹黒いミステリアスな先生のもとで毎日魔導の勉強に励み、実際に魔法を使うことができるーーそんな自分自身を、彼女は少しも「ステキ」だとは思わないのでしょうか?

これも否定する方が無理があるでしょう。

アミティもまたアルルと同様、「何故か本人は気づいていないだけで、夢はもうすでに叶っているーーなんなら、叶った夢の青春真っ只中にいる」と解釈した方が自然だと思います😅

※2/20追記:私は一つ解釈違いをしていたのかもしれません。「将来の夢」とは「大人になった自分」のこと、つまり、アミティが夢見ているのは「魔導師としてステキな大人になった自分」の事だと思います。

そうであれば彼女はまだ少女ですので、「夢を叶える過程にいる」と言えるでしょう。

ただ、上述の通り、アミティはすでに「ステキな魔導師」になれる要素はすでに持っているはずなので、あとは本人がそれに気づくか否か・大人になるまでにどんな変化が起こるかの問題だと思います。

フィアの本当の夢

フィアの夢は「大魔導師になること」だと作中やPVでは語られました。

「大魔導師」とはアルルやアミティの「一人前のorステキな」魔導師の枕詞を少し変えただけで、本質的な意味の差はあまり無いような気もします。(2/20追記「大」という言葉を使うあたり、「先輩のアルルやアミティを超えてやる!」という制作陣の意気込みは感じるけどね)

ですが、フィアはアルルやアミティよりももっと踏み込んだ「夢」の見解を持っていると思える描写が第一章でありました。

彼女は、「魔導師になることは目標だけど、自分がやりたいこととは少し違う」と言い切ったのです。

アルルもアミティも「魔導師になること」それ自体が目的であって、魔導師になって具体的に何がしたいのかについては語られたことはありませんでした(ないと思います)。

しかしフィアなら、アルルもアミティもたどり着かなかった「魔導師として、自分は本当は何がしたいのか?」という答えを見つけてくれるかもしれないーーそう思うと、今後の展開が楽しみですね。

……というのを、第一章の感想文の時に書くつもりでスクショを撮っておいたのですが、

ロ ー ズ マ リ の イ ン パ ク ト が 強 す ぎ て 吹 き 飛 ん で し ま い ま し た w

ついでに言うと、彼女との出会いとほぼ同時進行だったトットの印象も彼女のせいで(以下略)

トットについては、現在プレイ中の第4章で彼の秘密があきらかになりそうな気配がするので、それを楽しみにプレイを進めたいと思います。

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