第2章、「兄弟の絆」もついに後半戦!
前回の反省を活かして今回は、ウルトラスーパーダイジェストで本章の紹介と感想を書きます!
ウィルを正しい道(大魔導師を目指す)に導きたいロイは、そのための対策の一つとして、リーナに揺さぶりをかけます。
「運だけでこの学校に入学できたフィアではなく、自分につけ」と。
果たしてリーナの決断はーーー!?
ロイ先生から出された課題をクリアするため、ドクロ監獄へ再びやって来たフィアたち。
ついに一つ目のアイテムを入手した、と思いきやーー
今まで何度もフィアたちを監視していた黒猫がついに彼女たちの前に現れ、アイテムを奪い取ってしまいます。
その正体は、驚くべきことに(?)ロイでした。
…あの黒猫、ロイが化けていたのか。てっきりローズマリが化けているものだとばかり思っていました。「猫に化ける女性の魔法使い」はファンタジーあるあるですが、「猫に化ける男性の魔法使い」は少し珍しいかもしれませんね⁉
ロイと戦闘では勝利するも、イベントでは負け扱いに。
一旦ダンジョンから魔導学校へと帰還し、どうしてもクラスを解散させたいロイの策略はまだまだ続きます。
そもそも「アイテムを見つけることさえフィアたちには無理だろう」と思っていたロイは、彼女たちがアイテムを見つけられたこと自体は評価し、「ドクロ監獄」に眠る残る2つのアイテムを見つけることができれば課題はクリアだと告げます。
ロイから「ミスったら退学」と突きつけられて驚きが隠せないフィア。
…竜人族と決闘させられて、危うく食べられそうになったというのにまだこの学校で学ぶ気満々のフィアの精神力というか根性も相当すごいような…?
アイテムの手がかりを求めて、先生たちに聞きこみをするフィア。
するとエガルドから、「そもそもドクロ監獄」は「魔王が作った監獄ではない」という事が語らせます。
…今回の話と全く関係ないだろうけど、この話を聞いて何故か「魔導物語3」でルルーが人間から迫害される魔物たちを守って、魔物たちから「女王」と慕われていたことを思い出しました。
本作が魔導世界とどういう関係なのかはいまひとつ分かりませんが、魔物たちが人間たちから酷い扱いを受けていたのは変わらないんですね。
ローズマリに聞き込みをすると、やはりドクロ監獄は魔王や勇者とは無関係であること、アイテムの在り処を教えてくれます。
でもドクロ監獄に水路なんてなかった気がしたフィア達は、「水と言えば魚だ」ということで、すけとうだらを一旦探してみることに。
頼みの綱はエスカの嗅覚です。
本人曰く「美味しそうな匂いには敏感」との事。
…なんか、竜人というより犬っぽいような…。そして、エスカがそうだということは、多分セガぷよのドラコもおいしいものには鼻が効きそうな気がしますね😅
ついにすけとうだらのもとへとたどり着くと、彼はシャドウラビットたちに襲われていました。
…うさぎって、魚食べるんですかね? モンスターだからウサギな見た目は関係ないのかしら。
まかりなりにも、旧作からアルルたちを差し置いて本作に登場を果たしたボスモンスターの一角だというのに、こんな新参ザコモンスターにやられるとは、情けない奴め😰
シャドウラビットたちを倒してたらを救うと、彼の手には課題のアイテムがありました。
なんやかんやあって譲ってもらうことに成功。
しかし、この時点でトットの様子があやしいことに、リーナは気づいていたのでした…。
学校に戻ってアイテムを見つけたことをロイに報告しようとしてウィル。しかし、その手柄はトットに独り占めされてしまいます。
トット曰く「これも商売のため」とのことですが、具体的に何がどう商売のためなのかは不明。ここでウィル(フィア)側についたら退学になって商売が続けられなくなると思ったのかもしれませんが、そもそも1つでもアイテムは見つけられたら課題はクリアという話だったはず。「みんなで協力して見つけました」といえば丸く収まるはずなのになー。
第一章の時は仲間思いなキャラとして描かれたはずだが…?
ローズマリがお宝にゃんこに化けて現れたときは「仲間をーー友だちを置いていくなんて僕にはできない!」と言ってフィアたちの味方をしてくれたのに、何故ここでフィアたちを唐突に裏切ったのか、いまいちよく分かりませんねぇ。
しかし当のフィアも、ウィルに声を掛けられるまではロイ側につこうかと考えていたくらいなので、この場面でウィル側につくことは生徒としては得策ではなかったのかもしれませんね。
…まぁ、このクラスの中でロイが最も嫌っているのは他でもないフィアなので、彼女がロイ側につこうとしたところでつけなかった可能性もありますが…💧
さらに「フィアが退学になれば今度こそ自分を美味しく食べてくれるはずだ」と謎の妄想をしたエスカもロイ側につくことに。
ウィル(とフィア)から仲間二人を奪うことに成功したロイは、リーナに揺さぶりをかけます。
彼女の答えはーー
リーナが選んだのはフィアでした。
お互い三対三という公平な条件で、決着をつけることに。
ドクロ監獄へ行き、なんやかんやあって最後のアイテムを入手できたフィアたちでしたが、ロイたちと最後の決戦が待っています。
二人の裏切りにはさすがのフィアも怒りを隠せない様子。
ロイもろとも、バトルになります。
3人まとめて「ばたんきゅ~」させるものの、ロイは悔しさを捨てきれない様子です。
そんな彼に、ウィルは兄として、勇者の卵として優しく諭すのでした…。
なるほどねぇ。一般的に言えば、ファンタジー世界の勇者といえば「魔王を倒し、世界を救う者」の事です(多分)。しかし、本作に魔王はいません(いないらしいです)。そんな世界で彼が目指す勇者というのは、「困っている人やか弱い人の味方をするための存在」なんですね。
自分のために最強を目指そうとしているシェゾとは正反対のタイプですね。(言うて、シェゾもウィッチや世界を救ったことはあるんだけどね)
完璧超人だった真魔導ラグナスとは対照的に、「普段はアホの子」というのも彼の魅力というか、王道のキャラ造形だなと思いました。
※画面中央で踊るカーくんが癒し。
…こうして、クラスメイト全員(といっても5人だけどw)を巻き込んだ地味に凄絶な兄弟喧嘩は一旦幕を下ろしたのでした。
なお、ロイのフィアに対するオラオラはこの後もう少し続くのですがそれはまた次回!
…ウルトラスーパーダイジェストにしたはずなのに、前回とあまり変わらないボリュームになってしまった…。それだけ、この章はボリュームがあったのでしょう。
色々はしょって紹介したので、詳細が知りたい人は是非本作をプレイしてみてね!