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ローザッテは悪の大魔法使いだったのか?

なるほど、分からん!?

以前からぷよクエにしては珍しく不穏というかシリアス寄りのストーリー展開をしていた「異邦」シリーズですが、今回のトレジャー見つけ隊イベントに合わせる形でついに「異邦の大魔法使いローザッテ」が実装・彼がストーリーに登場しました!

ストーリーの雰囲気は旧ぷよやわくぷよ、魔導物語で展開されて来た「ドッペルゲンガーとの戦い」を彷彿させるもので、めっちゃ好きなのですが、その一方で、肝心なことはあまり深く語られないまま終わってしまったので「面白かった!」より「なんだかよくわからない話だったな…」という疑問の方が勝ってしまったのが少し残念ではありました。

話の雰囲気的にまだまだ続きそうな終わり方ではありましたが、異邦シリーズの大トリだと思われる異邦ローザッテが実装された今、今後彼らの物語がさらに深堀される日は来るのでしょうか…?

この記事では、今回分かったこと、分からなかったことをまとめつつ、筆者の妄想考察を交えて語られなかった部分を補完してみようと思います!

今回分かったこと

  1. ローザッテは過去に過ちをおかした
  2. その過ちにより「異邦」の世界が生まれてしまった
  3. ローザッテは異邦の世界を生んでしまったことを悔やんでいる
  4. 彼は自身の記憶と魔力の大半を引き換えに、「異邦」の世界とプワープアイランドの繋がりを絶とうとした
  5. 異邦のローザッテは過ちを犯したころのーー在りし日の(幼き?)ローザッテ自身の姿である
  6. 異邦のローザッテは悪の大魔法使いである
  7. 6であるが故に、異邦ローザッテはかつてローザッテに掛けられた封印を解き、プワープアイランドを侵攻しに来た

しれっと凄いことを言ってのける異邦ローザッテ。

…どのような経緯でそうなったのかは皆目分かりませんが、世界をまるごと1個誕生させてしまうとか、「真魔導物語」のサタン並みのチーターで驚きですね。さすがに異邦の世界は真魔導サタンが創造した魔導世界ほど大規模ではないと思いますが、世界1つと、そこに住む住人達を生み出したのであればそれはもはや大魔法使いどころではなく、神か魔王を名乗ってよいレベルだと思います😅

分からなかったこと

  1. 何故ローザッテは過ちを犯したのか
  2. 何故彼は異邦の世界を生みだしてしまったことを悔やんでいるのか
  3. 何故彼は異邦の世界を「消す」ではなく「繋がりを絶つ」という中途半端な手段に出たのか
  4. そもそも異邦の世界とは何なのか

過ちを犯すのは誰でもあることなので仕方がないにしても、何故彼はそれを正そうとする(つまり、異邦の世界を消滅させる)のではなく、「繋がりを絶つ」という中途半端な解決策をとったのでしょうか。異邦の世界は彼の産物とはいえ、彼自身にも消滅させられないほど強大な力に満ちた世界だったということなのでしょうか?

異邦のローザッテは悪の大魔法使いである

トレジャー見つけ隊のリザルト画面ではプレイヤーを挑発してきたり、

異邦レベッカたちに本物のレベッカたちを倒して成り代わるようにそそのかしたり、

異邦の使者コモネからは「ワルワル」呼ばわりされていたりと、異邦のローザッテはイヤな奴・悪の大魔法使いとして描かれています。

…しかし、恐らくローザッテ自身は今も昔も善の大魔法使いである

そして異邦のローザッテがローザッテの過去の姿であるならば、かつてのローザッテもまた悪の大魔法使いであるーーーと、最初は思ったのですが、それだと彼が過ちを犯したことを悔やむ理由が(現在公開されているストーリーの中には)見当たらないと思います。

異邦の世界の住人たちはプワープアイランドの住人たちを乗っ取ろうとしているので、プワープアイランドの住人たちにとって異邦の世界は忌むべき世界なのだと思いますが、彼が悪の大魔法使いだったのだとしたら、プワープアイランドの平穏を脅かす異邦の世界の誕生を、むしろ喜ぶだろうと思うからです。

ローザッテ

つまりローザッテは、「もとから善の大魔法使いだったが、悪い奴に騙されたor他の目的を叶えようとした結果、思いがけない副産物として異邦の世界を誕生させてしまった」と考えた方が自然だと思います。

そして彼が異邦の世界を生みだしてしまった事を悔やむ理由こそが、

異邦の世界は、本物(プワープアイランドの住人達)を乗っ取って成り代わろうとする、ドッペルゲンガーたちを生む装置のような世界だからではないでしょうか?

「ぷよぷよクロニクル」では、持ち主から愛の力を吸い取って強大な破滅の力に変えてしまう「ルーワのペンダント」の作用でアリィからラフィソルが誕生しました。ルーワのペンダントは「アイテム」でしたが、異邦の世界とは、(そこに迷い込んだものたちに?)「ルーワのペンダント」のような作用をもたす世界なのではないでしょうか?

ルーワのペンダントの力でアリィからラフィソルが生まれたように、異邦の大魔法使いローザッテもまた、異邦の世界の力によって(ローザッテの持つ善の要素を悪の力に反転したうえで増幅させて)誕生したドッペルゲンガーのような存在なのかもしれません。

異邦の大魔法使いローザッテは他の異邦シリーズ(童話、魔法使い、魔人)達を支配するボスであり、彼が彼らを従えていつかプワープアイランドを侵攻しに来る日が来るのかもしれないーーというか、今回がまさにそういうお話だったのだと思います。

…しかし異邦の使者コモネが、ローザッテに嫌がらせをする異邦ローザッテに対して反抗的な態度をとるのを見るに、異邦の世界もそこの住人達も、筆者が考察したほど悪い存在ではないのかもしれません。

あるいは、異邦の使者コモネだけが異邦ローザッテの支配を受けないイレギュラーな(善の?)存在なのでしょうか?

まとめ

今回の「ローザッテは悪の大魔法使いだったのか?」という命題に対して、筆者が出した答えは「NO」という話でした。

前述した通り異邦シリーズの話は好きなので、今回分からなかった謎について、いつか公式からアンサーが展開されたら嬉しいです。

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