ぷよぷよファンブログ

ナイヴァスとの遭遇ストーリー感想

この記事は「ナイヴァスとの遭遇」のストーリーの感想です。攻略記事はこちら。

セガぷよは魔法か科学かどちらかに絞った方が良い

記念すべき(?)「第1回トレジャー見つけ隊(2020年9月)」以来、ナイヴァスとルルーが再会を果たしたものの、お互い相手に興味がなくて誰だったか覚えていなかったり競り合ったりしていたのは面白かったです。

ルルーはお屋敷に住み、執事もいる「お嬢様」なんですよね。

だから高額な金銭のやり取りもできるわけで、そこら辺のマニアックな設定が活かされていたのは良かったです(たまたまそういう展開になっただけなのかもしれませんが…💧)。

ナイヴァスたち幽霊の事はきらいではなく、むしろ彼らのセリフ回しは面白い…と思うのですが、

ヒカガクヒカガク言うのだけはどうにかやめてもらえませんかね!?(-_-;)

コンパイル時代から遊んでいる筆者はぷよシリーズを「剣と魔法の異世界ファンタジー」だと認識しており、そこはあまり変えて欲しくないと思っているのですが、「ぷよぷよ7」以降から入って来た比較的新しいファンの方達は、魔王や魔導師がいて魔法を極めようとする者達がいる一方、そんな彼らの世界をチキュウに住む八百屋の娘が「ヒカガク的」と批評し、ロボや科学者達が跋扈し、幽霊達が「ヒカガク研究所」なんてやっている今のぷよクエやセガぷよシリーズを「どういう世界観の作品」だと認識しているのか大変気になります(^_^;)

ぷよクエユーザーの中には「ストーリー読まない」という方もいらっしゃるようですし、「パズルさえ面白ければ世界観なんて気にしない」という方も少なくないのかもしれませんが💧

メインストーリーのエコロのセリフが「正解」なんだろうなと思います。

つまり、今の公式がやりたい「科学」も、筆者のような昔からのファンを満足させるための「魔法」もある、「色々な要素が混ざりあった世界」。

やりたい事が色々あるのは良い事だと思うのですが、あまり欲張り過ぎるとこのホーム画面のようにゴチャゴチャしてワケワカメな状態になると思うので「やりたい事を何か1つ」に絞ってもよいのではないでしょうか。

…というか、何故「7」以降の公式が「剣と魔法の世界」だったぷよシリーズにチキュウ人の娘を出して「科学」という概念をねじ込んで来たのかというとそれは、「魔法と科学が両立する物語にすればぷよシリーズがより面白いものになると思ったから」ではなく、ただ単にそれ以降の公式が「魔導物語からフィバ2までの世界観に興味や愛着が無いから(=魔法の世界を描きたくないから)」だと思うんですよね💧

だから「ヒカガク的」なんていう過去作の世界観を全否定するかのようなセリフが平気で飛んでくるし、それがギャグとして成立すると思っている。

「嫌ならぷよクエ応援会議に意見しろ」と思うかもしれませんが、そこでは言っていませんが、アンケには「剣と魔法の世界のぷよシリーズに科学という言葉を使うのはやめて欲しい」と度々お願いしています。でも反映されません。

今のぷよクエやセガぷよは魔法の世界になんて興味がないし描きたくもない。しかしその世界(アルル、アミティ世代)のファン=客達も逃したくはない。

だから「いくつかの世界が混ざりあって同時に存在している」というのを口実に魔導師達と「ヒカガク的なモノが苦手なチキュウ人」をムリヤリ共演させる。

ぷよクエやセガぷよをプレイしたからといって何か科学的な知識が身に付くわけでもありませんし、「魔法の世界を描きたくないからその逃げ道」として「科学」という言葉や概念を利用しているだけのように見えてしまいます。

なんだか愚痴っぽくなってしまいましたが、興味や愛着がないならないなりに、過去作の世界観やキャラ設定を頑張って勉強して反映してくれている部分もあるとは思います。それについて詳しくはこちら。

「魔法と科学は両立できるのか?」という事についてはキリューさんも解説してくださっているのでこちらもご覧下さい。(外部リンク)

何様だと怒られてしまうかもしれませんが、「剣と魔法の世界」だったぷよシリーズに「科学」の概念をねじ込んで来たのは現公式のエゴに過ぎないと思いますし、相反する2つの要素が不協和音を奏でてグチャグチャになっていると思うので、「魔法の世界を描いてアルル、アミティ世代のファンを満足させる」のか「自分達のやりたい事をやる(科学者やロボの活躍する世界を描いて新しいファンを獲得し満足させる)」のか、どちらかに方針を決めて欲しいと筆者は思いますね💧。

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コメント (2)
  1. る?、??? より:

    今の(というより、コンパイル時代から多少その気の作品はありますが)ぷよぷよが描きたいのって「魔法の世界」でも「科学の世界」でもなく「どっちも適当に混じり合った感じのギャグ寄りな世界」なんじゃないですかね?
    りんごは非科学的なもの苦手と言いますが別に彼らの周りがしっかり科学的という感じもしませんし、ヒカガク研究員もヒカガク的なものを否定してるんではなくむしろ良しとして研究によって(いわゆる魔法的なものに)寄り添おうとしてるんじゃないでしょうか
    白と黒が両方あった方がどちらも目立ちやすいというか、そういう狙いがあるようにも思えます 「塔にコンセントが付いてて扉が電動式」みたいな世界観のズレによるボケは昔にもありましたし

    1. akinoruiP より:

      る?、???さん
      こんにちは。コメントありがとうございます。

      →塔にコンセントが付いてて扉が電動式
      そんな事があったんですね。それは知りませんでしたが、「とっても!ぷよぷよ」(コンパイル時代に連載されていた商業漫画)でも一回限りの突発的なギャグネタとしてメカが登場した事もあります。
      その様な、「サブ的な要素」として「科学っぽいネタ」が少し出て来る程度なら良いと思います。
      しかしぷよテト以降のセガぷよやリニューアル後のぷよクエは「あくまでもベースは剣と魔法の異世界ファンタジーである」という事を忘れて(あるいは無視して)「科学」や「ロボ」と言い過ぎ&出し過ぎており、「今の公式は本当はファンタジーよりSFがやりたいのかな?」と私は疑っています(^_^;)

      科学方面に話や世界観を展開したいならアルル、アミティ世代のファンの事は諦めて欲しいと私は思うのですが、頂いたコメントを読んで「今遊んでいるファンの多くは世界観はあまり気にせず、魔法も科学も面白ければオッケー」みたいなノリで遊んでいるのかなぁと思いました。

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